葬祭ディレクターは、葬儀業界で働く人の技能向上を目的とした資格制度です。試験では専門知識・技術、ご遺族への適切な対応が問われます。葬儀業者を選ぶ際のポイントの一つになると思います。■アドバイザー:呉玉泉院・シティホール 児嶋 裕二氏
葬祭ディレクターについて
葬祭ディレクターとは葬祭業界で働く人の技能向上を目的として設立された制度で、葬祭ディレクター技能審査協会が運営しています。この資格が普及することで生活者がより高いレベルの葬祭サービスが受けられるようになることを目指しています。
資格には個人葬を対象とした2級と社葬・団体葬までを含めた1級があります。年に一回実施される試験では、筆記試験の他に幕張りや司会、接偶など実技試験が行なわれます。「葬祭ディレクター」というと葬儀全体の指揮者をイメージしがちですが、決してそうではありません。
あえて定義するならば「遺族・参列者・宗教者の良き葬儀を実現したいという想いを汲み取り、指示あるいは同意を得て、この想いの実現に協力する者」ということになるでしょう。専門的な知識や技術はもちろん、幅広い人間性を持ち社会的責任に応えることの出来る者、それが葬祭ディレクターです。
より生活者本位の葬祭サービスの提供が求められる今、スタッフが葬祭ディレクターの資格をもっているかどうかも葬祭業者を選ぶ際の条件の一つになると思います。
取材協力・写真提供:呉玉泉院・シティホール
