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お盆のお話 - 広島お盆の風習 -

特集

広島お盆の風習

広島のお盆の風物詩といえば墓地に並んだカラフルな盆灯籠です。これは浄土真宗の安芸門徒の間で行なわれる風習です。四十九日が明けて初めての盆となる「初盆」は白の灯籠を用い、通常は色のついた灯籠を飾るといわれています。最近では、火事などの恐れがあり防災上好ましくない、飾ったまま放置されるとゴミになるなどの理由で盆灯籠の自粛を要請したり禁止したりする墓地もあるようです。許可されている墓地であっても、お盆の期間が過ぎたらお墓に参って後始末するようにしたいものです。

浄土真宗でのお盆の捉え方

一般的にいわれているお盆に先祖の霊が家に戻ってくるという世界観は、仏教行事と日本古来の信仰が習合したもので、昔は死に対する恐れや、けがれの意識が強かったことも影響しているようです。そのため、本来の仏教の教えとは相容れぬ部分もあります。浄土真宗などでは、人は亡くなった時点で極楽浄土の世界に生まれ、その世界には私たちの世界も含まれているとされていることから、先祖の霊を迎えるのではなく、仏様の教えに出会わせていただく機会としてご先祖に感謝する行事としてお盆をとらえられているようです。